
時を越えて、想いは生き続ける。 これは、未来の松本を舞台に描かれる――魂の物語。
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舞台は2050年、近未来の長野県松本市。
AIやデジタル技術が暮らしに深く浸透し、人々は物質的な"モノ"に価値を見出さなくなっていた。
そんな時代に取り残されたように佇むリユースショップ「ANIERA」
店内にはアナログレコードや古着など、今や化石となった懐かしいモノたちが並んでいる。
一見するとただの時代遅れのリユースショップだが、この店には別の顔があった。
それは、長い時を経て「付喪神(つくもがみ)」となった”モノ”が人間社会に問題を起こした時、
それを封印する「祈祷師(きとうし)」たちを派遣するハブとしての役割だった。
レコード好きで、この店に足しげく通っている主人公・安野朱璃(あんのあかり)も、そんな「祈祷師」の一人だった。ある日、朱璃はANIERAに訪れていた、青い髪をした謎めいた少女・白砥羽海(しらとうみ)と出会う。彼女との出会いが、朱璃の運命を大きく変えていくことになるのだが――。
【商品情報】
DIGGIN’ THE SOUL
2025年4月5日 初版発行
著者:古井戸 跋
発行:株式会社アニエラ
イラスト:BALANCE
ロゴ:awai
印刷所:株式会社栄光
製本所:株式会社栄光